と連携すること、大学院教育により卒後教育として高度な保健師の教育および研究力を持った教員や、地域社会から期待されるリーダー養成を推進します。また、研究活動の強化にも取り組み国際的共同研究のネットワークを強化し、共同研究を図るとともに、横断的共同研究の推進について本学?民間企業?他大学との共同研究を深めること、研究推進体制を強化し競争的研究資金の獲得をめざします。 これらの宿願を果たすために、新たな組織として働きやすい魅力ある職場環境づくりの推進をめざします。具体的には、教員間での積極的なコミュニケーションと互助を基盤とすること、精神的にも身体的にも健康的な組織運営とすること、教育や研究における目標が教員自身の幸福や夢につながるように支えあえるパートナーシップをはかること、他学科ならびに他領域の先生方?学生?関係機関や地域の方々との対話から学び続けることができる組織をめざし開学100周年につなぎたいと思います。材料に細胞の走化性運動を研究していました。研究者として培ってきた経験に基づき研究者に寄り添った研究支援を目指しています。 URAは、大学など組織全体を俯瞰しながら、研究活動とそれに関連する多種多様な業務に学術的専門性を持ちつつ研究支援のジェネラリストとして従事し、研究者の研究活動を促進し、組織全体の機能強化につなげる研究マネジメント人材として、平成23(2011)年頃より国主導で整備された新しい職種です。当センターでは、研究の入口支援となる研究助成金獲得面での支援を中心に、研究成果に関する広報活動、研究推進に係る施策立案に必要な研究力分析等により、本学の研究総合力の一層の向上に取り組んでいます。研究インテグリティや研究成果のオープンアクセスといった研究者を取り巻く環境の目まぐるしい変化に研究者個人で対応することが難しくなっている昨今、URA人材の更なる活躍促進が国レベルで求められています。今後、本学でもURA体制を強化し、研究者が研究に打ち込める環境を整え、研究力のさらなる向上へとつながるよう尽力していきます。50 公衆衛生看護学は、2004年の開学より20年にわたり城島 哲子名誉教授に守られてまいりました。その功績は多岐にわたり、学部教育では797人の保健師教育と奈良県下のみならず全国各地で活躍する保健師116人を、大学院教育では4人の修了者を輩出されました。また、社会貢献においても奈良県では奈良県保健師人材育成推進検討委員、奈良県国民健康保険団体連合会保険事業支援?評価委員、奈良県公衆衛生協議会企画運営委員等を、全国では厚生労働省での保健師国家試験委員や全国保健師教育協議会の役員等を務められました。 私は、2024年12月に城島先生から衣鉢を継ぎ、新しい組織として堀池 諒准教授、畷 素代講師、近藤 いずみ助教と共に公衆衛生看護学を発展させたいと思います。具体的には、教育と社会貢献においては学内の学生や大学入学前の方々に保健師の認知度を向上させること、保健師課程を履修する学生が県内で就業する意欲を高め県や市町村 研究力向上支援センターは、研究の入口から出口までをトータルにサポートする『先端医学研究支援機構』(申博_申博手机版-平台官网2(2020)年4月発足)の一部門として設立されました。当センターは吉栖正典センター長のもと、申博_申博手机版-平台官网7(2025)年現在、上村陽一郎URA担当特命教授と垣脇成光の2名のURA(ユニバーシティ?リサーチ?アドミニストレーター)が業務を担当しています。申博_申博手机版-平台官网2(2020)年5月に研究力向上支援センターの初代URAとして、木村千恵子特命教授が着任されました。木村先生は、科学技術振興機構の戦略ディレクターとして大型研究プロジェクトの研究資金面での支援等、前職での経験を活かし当センターでの業務基盤を築かれました。申博_申博手机版-平台官网3(2021)年7月には企業の技術者として長年研究開発を行ってきた垣脇成光URAが加わりました。申博_申博手机版-平台官网4(2022)年3月に木村先生が退官され、その後任として同年4月から上村陽一郎URA担当特命准教授(申博_申博手机版-平台官网5(2023)年4月から特命教授)が着任し、申博_申博手机版-平台官网7(2025)年の現体制となっています。上村特命教授は、前職である理化学研究所生命機能科学研究センターの上級研究員として細胞性粘菌を大学の組織申博_申博手机版-平台官网 公衆衛生看護学教授/坂東 春美先端医学研究支援機構 研究力向上支援センターセンター長/吉栖 正典
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